ヤマジガバチ
過去サトジガバチと長い間混同されて来た。
体の点刻等のわずかな違いにより区別される。
本州では主に山地には本種が、平地にはサトジガバチが分布するらしい。
山地の林縁の地面を徘徊する。
獲物の蛾類の幼虫を探している。
2008年9月下旬、佐賀市富士町市川。
巣穴を掘る。
土塊を大あごと前肢で抱えて、10センチほど離れたところへ歩いて捨てに行く。
サトジガバチの場合は飛んでばら撒いて捨てる個体しか見たことがないが、これが種固有の習性かどうかはわからない。
2009年5月中旬、佐賀市大和町。
育房を準備した後、入り口を仮閉鎖する。
小石や砂粒を運び込む。
狩りの合間に食事する。
イヌガラシの花の蜜を吸う。
草の合間を探し、餌になる鱗翅目の昆虫の幼虫を探す。
ヨモギの葉を綴ったところを探る。
追い落としたヒメアカタテハの幼虫に襲い掛かる。
まず頸を大あごではさむ。
腹の方に毒針を何度も差し込む。
この個体は、なぜかこの後獲物を放置した。