ツルガハキリバチ
春から秋にかけて活動する。
最も多くの種類の花を訪れる。
ノイバラの葉を切る。
胸の体毛はバラハキリバチのように赤褐色ではない。
2005年5月下旬に佐賀市 大和町で撮影。
育房の蓋の部分に使う葉片を運ぶ。
切ってからすぐ巣に運び込まないのは、日光にさらして、葉片の柔軟性を高めるためと考えられる。
2005年6月上旬に同じ場所で撮影。
巣穴に葉片を運び込む。
寺の古い土壁に作られた、ケブカハナバチの古巣と思われる既存坑に巣を作っている。
スコパに花粉を一杯つけて帰巣する。
スコパの花粉後肢でを掃き落とす。
まず頭から巣穴に入り、蜜を吐き出しす。
そして後ずさりして出てきて、入り口で方向転換し、おしりから巣穴に入り直す。
完成し、塞がれた巣穴。
ノブドウを訪花する。
2005年6月中旬、佐賀市 富士町で撮影。
イノコヅチを訪花する。
2005年9月下旬に佐賀市 大和町で撮影。
アブラナ科植物を訪花する雄。
2010年5月上旬、佐賀市大和町。
キク科植物を訪花する雌。
2012年10月下旬、佐賀市富士町。
キバナコスモスを訪花する。
スコパには、花粉がいっぱい付着している。
2005年9月下旬に佐賀市 大和町で撮影。
ノイバラの新しい葉を切り取る。
2008年5月上旬、佐賀市富士町上熊川。
タナグモの一種の巣の住居部を利用し営巣する、珍しい例。
地上地中かまわず既存坑を利用する。
2009年6月下旬、佐賀市富士町市川。
蜘蛛の巣の内部。
葉を搬入する蜂が見える。
ヤマイモの葉を切り取る。
2013年7月下旬、佐賀市富士町市川。
切り取った葉を抱え、葉上で休む。
葉が柔軟になるのを待っているといわれている。
同じ日時と場所で。
切り取った葉を竹筒に運び込む。
2016年8月中旬、佐賀市富士町市川。
花粉をスコパに付け帰巣する。
同じ日時、場所で。
先に蜜を吐き戻した後、入口で方向転換し、花粉を落とす。