ツマアカクモバチ
25mm余りのやや大型のクモバチ。
アシダカグモを狩り、物陰や隙間に堆積した土に浅い巣を掘り産卵するそうだ。
全身黒で、腹部の先端が橙色である。
2004年7月中上旬、佐賀市 大和町の寺で撮影。
獲物を探す合間に、身づくろいをする雌。
獲物の蜘蛛を探し、物陰を歩く時は、腹部を前方に曲げ、さながら匍匐前進といった様子だ。
土塀の穴(ケブカハナバチの古巣など)を探っている。
獲物のアシダカグモなどを探している。
2007年9月上旬、佐賀市 大和町。
地面の土を掃き散らす。
少し土を掘ったが営巣の形跡はなかった。
2007年6月下旬、佐賀市 兵庫町。
アシダカグモを狩り、運んで行く。
営巣場所は確認出来なかったが、運搬の途中に何度も瓦屋根の方に飛んで行ったので、瓦の下に堆積した土に営巣する予定だったのかも知れない。
2009年9月下旬、佐賀市大和町。
同じくアシダカグモを運ぶ。 営巣予定の石垣の隙間に蜘蛛を搬入する。
30mはある距離を、ためらわずに運んできたので、営巣場所は予め決めている可能性がある。
しかし巣穴はこれから用意する。
石垣の隙間。
蜘蛛を傍らに置き、巣穴を掘る場所を決める。
狭い石垣の隙間で巣穴を掘る。
運搬中の蜘蛛が岩に引っかかった。
偶然なのかわずかに抵抗する力が残っていたのかわからないが、蜂は追加の麻酔行動を起こした。2010年11月上旬、佐賀市大和町。
岩の上に蜘蛛を置いて営巣場所を探し始めた。
蜘蛛を中心に2〜3m四方の石垣の隙間を探すが、念入りとは表現しにくい。
一瞥しては別の場所を見に行くが、特別一か所に執着する様子もなく、おもむろに搬入を開始した。
巣穴とはとうてい呼べない、浅いすり鉢状のへこみを作った後蜘蛛を運び入れる。
観察しずらかったので確かではないが、掘りながら何度か蜘蛛を試しに置く動作を繰り返したように見えた。
産卵する。
蜘蛛は見えたままだ。
巣穴を埋めるというより、蜘蛛の上に土をかけていく。 土をかぶせた上から、クモバチおなじみの突き固め行動をする。
尾端で突いて埋めていく。
腹部の腹面に産み付けられた卵。
丁寧に搬出することは出来なかったので、
卵が斜めになっているが、水平に定位するのかもしれない。
別のこの蜂がよく営巣する石垣の隙間に、針金のハンガーを使ってかきだした繭。
2010年10月下旬、佐賀市大和町。
ヤブガラシを訪花する。
2012年8月中旬、兵庫県加古郡播磨町。
寺院の門の基礎石の脇を探る。
少し土をかく様な動作をした。
営巣場所の物色をしているのかもしれない。
掘ってみると、羽化後の繭が見つかった。
2016年10月上旬、佐賀市大和町。