ヌカダカアナバチ
1センチほどの黒い蜂。
春から夏にかけて活動するが、複数回発生すると思われる。
砂の混ざった土に浅く巣穴を掘り、バッタの仲間を狩る。
コオロギを狩るヒメコオロギバチなどと、一見よく似ている。

巣穴を掘るヌカダカアナバチ。
これはまだ、JRの土山駅から、ディーゼル機関車が走っていた頃、線路脇の地面に営巣していた。
1981年ごろ、兵庫県加古郡播磨町。
巣穴。
数センチの深さに浅く掘られる。
ショウリョウバッタの幼虫を狩る。
裸地に発生し、活動しているので、茶色の個体だ。
巣に運び込む。
ヌカダカアナバチの巣の断面。
数センチの浅い場所に育房がある。
上の写真は、まだショウリョウバッタ1匹が運び込まれただけだ。
複育房巣は見たことがないが、文献によると作るそうだ。
2匹が運び込まれた育房。
まだ産卵は行われていない。
育房内の幼虫の餌。
この育房はショウリョウバッタの幼虫ばかりだ。
右端のバッタに卵が産み付けられている。
別の育房内。
ショウリョウバッタ2匹と、イボバッタ4匹。
右下のバッタに卵が見える。
卵が産み付けられたバッタの拡大。 巣穴を掘る。
砂利交じりの地面を好むようだ。
巣穴は浅く掘られ、5つの育房が作られるそうだ。
2009年5月下旬、佐賀市富士町市川。
バッタの幼虫を狩る。
2009年6月中旬。
巣穴に素早く獲物を搬入する。
小さなバッタの幼虫だが、蜂とほぼ同じ体長だ。
獲物の貯蔵を全て終え、巣穴を埋める。
砂粒を搬入したり、砂をかきこむ。
コオロギバチと比べれば、アナバチに近い行動だ。
2009年5月下旬、佐賀市富士町市川。
気候がいいと早くから活動する様だ。
2014年4月下旬、佐賀市大和町。
日当たりのいい道路で獲物の運搬中に暖をとる。
自分の体よりかなり大きいバッタの幼虫を運ぶ。
このまま飛ぶことが出来る。
2014年5月上旬、佐賀市大和町の寺院の石段で。
巣穴を掘る。
多房巣を作るそうだ。
2014年6月上旬、佐賀市大和町の神社の境内で。
巣穴に獲物のバッタの幼虫を搬入する。
非常に素早く飛び込む。
2015年4月下旬、佐賀市大和町。