ナミカバフドロバチ
1センチ半ばの中型のドロバチ。
前社会性を持ち、ゆっくりと営巣する。
会社の周りにおいてあった、コロコンの軸を探っている。
巣作り場所に適しているか、チェックしているのである。
2003年7月の撮影。
イタドリを訪花する雄。
2006年6月中旬、佐賀市 富士町。
ノブドウに訪花する雌。
2007年7月中旬、佐賀市大和町。
産卵のために竹筒に腹部から入っていく。
何度も行うが失敗を重ねる。
細い筒を嗜好するといわれ、この様な様子はしばしば観察されると故岩田久二雄氏は著書に書いている。
2010年7月上旬、佐賀市大和町。
餌の小型の蛾の幼虫を搬入する。
この時は午前の時間に数回続けて搬入したが、
幼虫の成長を見守り、巣内にいることが多い。
2010年7月下旬。
育房の隔壁に使う土を搬入する。
2010年7月上旬、佐賀市大和町。
1つ目の育房には老熟した幼虫がいるが、2つ目の育房の幼虫はまだかなり小さい。
2010月8月上旬、佐賀市大和町。
7日後の巣内。
3つ目の育房を封じたばかり。
隔壁の脇に卵が見える。
卵を拡大した写真。 さらに2週間後、蟻に侵入され竹筒の入口が封じられることはなかったが、最後の5つ目の育房の幼虫も餌を全て食べつくしていた。
古い土塀から巣材の土を採る。
2011年8月中旬、兵庫県姫路市の書写山。