ナミヒメクモバチ
小型のヒメクモバチ。
ガケの木や草の根、葉の裏などに瓶型の巣を作る。
この種の名の元、多様な生態記録があることから、隠蔽種(形態的に区別が付きにくく、別種と混同される等した種)のグループである可能性も示唆されている。
すでに数個の育房ができた巣に、泥の玉を持ってきて、次の育房作りに取り掛かる様子。
泥をつける場所を選定している。
2003年7月下旬、佐賀市富士町上熊川。
巣から数十センチ離れたところから、土をこねて玉にして持ち帰る。
工業団地の中にある空き地は、道で切り取られたように整地されているが、道沿いのちょっとしたガケになったところに巣が作られている。
育房の基礎を作っていく。
泥玉をくっ付け、腹部の先端で細工する。
穴堀りクモバチの仲間は巣穴を埋めるとき、同じ様に腹部の先端で叩きつけ、固める。
蜘蛛を運ぶ。
突然2mの高さから降ってきた。
私があわてて撮影しようとしたため、驚いて蜘蛛を落とし、探すのに約10分かかったがその後、巣まで1mの切り立ったガケを、自分と同じ位ある蜘蛛を持って登り始めた。
羽をプロペラのようにして羽ばたきながら、登っていく。
何度か落ちても、くじけずにトライしていく。
産卵。
この後、身づくろいをして飛び去るが、すぐには戻ってこなかった。
育房作りの最終段階。
泥玉を腹部の先端で器用に塗り付けている。
2016年5月上旬、佐賀市富士町上熊川。
蜘蛛を運び込む。
まず自分が育房に入り、蜘蛛を引き入れていく。
その後少し間をおいて産卵している。
2016年5月上旬、佐賀市富士町上熊川。