マルモンツチスガリ
蜂を狩る蜂である。
寺や神社の境内の、乾燥した地面に巣穴を掘る。コハナバチを主に捕らえる。
花に訪れるとき、蜜を吸う時もあれば、花に訪れる蜂を狙っている時もある。
花にとまる様子も無く、ふらふら花から花へと飛んでいるかと思えば、ターゲットを定め、直線的に飛び掛る。
巣穴から顔をのぞかせる。
2005年7月下旬、佐賀市 兵庫町で。
巣穴に獲物を抱えてアプローチする。
1980年ごろの夏、兵庫県 加古郡 播磨町。
餌はアカガネコハナバチ。
この他、数種 のコハナバチの成虫を幼虫の餌として狩る。
帰巣はゆっくり飛んで帰ってくるが、いきなり巣穴へ飛び込むように入る。
地中の中の育房には、コハナバチの仲間が、麻酔を施され、蓄えられている。
左の蜂には卵が産み付けられている。
蓄えられた蜂。
左の中ほどには卵が見える。
幼虫が成長した育房。
幼虫と餌のコハナバチ。 アカソの葉上で休息する。
イタドリを訪花する蜂を狙い、狩りに訪れたところ。
2005年9月上旬、佐賀市 富士町。
年2化ほどするようだ。
小型のハナバチを狩って巣に戻る。
2015年9月中旬、佐賀県嬉野市。