クロアナバチ
ジガバチ科の蜂の中でも大型の種で、30ミリ内外。
図鑑や科学誌等で、ジガバチと並んで最もよく紹介される、ポピュラーな蜂である。
夏に発生し、ヤブガラシ等に訪花する。
営巣に適した環境であれば、多数の固体が一箇所に営巣する。
ヤブガラシを訪花する。
営巣場所近くに、この花があると、必ず訪れる。
2005年8月中旬、兵庫県 加古郡 播磨町。
巣穴を掘り始める。
営巣場所は、砂混じりの地中。
河川や、海近くの裸地には、時に多数が営巣する。
2005年8月中旬、兵庫県 加古郡 播磨町。
本当の巣の入り口(中央)の脇に、偽穴を浅く掘る。
通常二つ、時にはそれ以上作る。
育房が完成すると、巣穴の入り口付近を軽く埋め、仮閉鎖する。
茂みの中を餌探しする。
クサキリの雄の成虫を狩り、運ぶ。
高いところに登り滑空する。
1980ごろの夏、兵庫県 加古郡 播磨町。
獲物を、巣の入り口の傍らに置き、仮閉鎖した入り口を掘って開ける。
餌はクビキリギリスの雄の成虫。
餌を引き込む。
ツユムシの一種の雌の成虫。
ハヤシノウマオイの雌の成虫を引き込む。
2006年8月上旬、佐賀市 大和町。
クビキリギリスの幼虫を引き込む。
2006年9月上旬、佐賀市 大和町。
ヒメギスの雌の成虫(長翅型)を運び込む。
2006年8月中旬、兵庫県 加古郡 播磨町。
昔と比べ、餌の搬入を見る頻度が少ない気がする。
餌が減っているのは間違いないようだ。
育房に蓄えられた、多くのキリギリスの仲間。
1980年ごろの夏、兵庫県 加古郡 播磨町。
まだ搬入途中の育房。
ツユムシの一種と、クビキリギリスの雌の幼虫が運び込まれている。
クビキリギリスの幼虫に、卵が産み付けられている。
最初に搬入した獲物に産卵する。
成長した幼虫。