イワタチビツヤハナバチ
小型のツヤハナバチで、体長は4〜5ミリ。
しかしやはり卵は大きく、体長の約半分。
ヒメジョオンを訪花する雌。
1980年頃、兵庫県加古郡播磨町。
一箇所に多く集まっている。
この蜂は、親蜂と娘蜂の間で、カースト分化が見られるそうだ。
すでに4育房が作られ、5育房目に取り掛かった巣。
右側に親蜂の姿が見える。
一番入り口側の花粉団子には、卵が見える。
奥に行くにつれ、幼虫は成長している。
巣によっては、気候などの影響か、進捗に差が出る。
奥の育房の幼虫は、かなり成長し、花粉団子を完食しているが、次の育房の幼虫は孵化後間もない。
奥は蛹になっている。
クマバチと同じ様に、繭は作らない。
蛹の拡大。
一番奥の育房では羽化している。 ハハコグサを訪花する雌。
2020年5月下旬、佐賀市富士町上熊川。