ヒロズハヤバチ
体長13−4ミリの蜂で、夏に発生しする。
バッタの仲間を狩り、地中に営巣する。
バッタの一種を狩る。
2008年7月下旬、佐賀市富士町市川。
棚田の縁のわずかな地面に営巣する。
狩ったバッタを素早く巣穴に搬入する。
再び巣穴を飛び立ち、狩りに向かう。 自分の体に対してかなり大きい獲物を運ぶため、地面に降り立つところがしばしば見られる。
獲物を運搬する時は通常と全然違った甲高い羽音を出す。
巣穴は目立たない。
土塊があるわけでもなく、下草の隙間から掘り進めたような環境が多いが、常にこの様な営巣環境であるかは確かではない。
雌の発生より少し早目に雄が活動を始める。
営巣場所付近でせわしげに飛びまわる。
2011年7月中旬、佐賀市富士町市川。
他のハヤバチと同様、この種も体に比して大きな獲物を狩って運ぶので、営巣場所に戻って来た時にはかなり消耗するようだ。
呼吸を激しくし、しばらく動かないことがある。
2013年7月下旬、佐賀市富士町市川。
巣に運び込む。
ノブドウを訪花する雌。
2016年佐賀市富士町市川。