ナミヒメクモバチ
小型のヒメクモバチ。
ガケの木や草の根、葉の裏などに瓶型の巣を作る。
この種の名の元、多様な生態記録があることから、隠蔽種(形態的に区別が付きにくく、別種と混同される等した種)のグループである可能性も示唆されている。
会社の近くの林の脇に土手の崩れたところがある。
数個の巣が一塊になっている。
もう巣立った後のようで、小さな穴が見える。
拡大したところ。
2003年4月、佐賀市富士町上熊川。
土の玉をくわえて、巣に戻って来た様子。
腹部の先をコテの様に使い、器用に巣を作る。
2003年7月下旬、佐賀市富士町上熊川。
蜘蛛を狩って運ぶ。
麻酔された蜘蛛は、腹部の先の吐糸管をくわえて運ばれる。
ヒメベッコウの仲間の特徴である。
多くは足を切断される。
セイタカアワダチソウの葉の裏に、土で育房を作る。
多くのベッコウバチが営巣に先立って狩りをするが、このグループは育房の準備が先。
2009年6月上旬佐賀市大和町。
ササグモを狩り、運ぶ。 蜘蛛を搬入する前に、育房の中を確認する。
まず育房の中に体を入れ、蜘蛛を逆向きに引き込む。 産卵する。
産卵の後、育房の入り口を土で塞ぐ。
腹部の先端をコテの様に使う。
セイタカアワダチソウの葉裏に複数まとめて作られた巣。
育房内の蜘蛛と、腹部に産み付けられた卵。 成長した幼虫。
2009年6月中旬。
蜘蛛を狩った直後。
2016年5月上旬、佐賀市富士町上熊川。
蜘蛛の肢を切り取る。
育房に蜘蛛を引き入れる。
岩の庇の様に張り出した下に巣を作っている。2016年5月上旬、佐賀市富士町上熊川。
産卵後育房を閉鎖する。
林の地面の湿った土を取り、巣材に利用する。
2014年6月下旬、佐賀市大和町。
土をかじりとる。
2015年9月下旬、佐賀市大和町。
新しい育房を作り始める。
2016年5月中旬、佐賀市富士町上熊川。
営巣を開始してからほぼ1ヶ月が過ぎ、育房の数は十数個になった。
右上に獲物を搬入する前の育房が見える。
2016年5月下旬、佐賀市富士町上熊川。