フクイアナバチ
現在新潟・富山・石川・福井・三重県と近畿・中国全府県、そして福岡・佐賀・長崎県の19府県からしか確認されていない珍種。
レッドデータブック(環境省)に記載されている希少種だ。※
山地性で、地中に営巣し、ハネナシコロギスただ一種を狩る。


※第4次レッドリストには準絶滅危惧として掲載されている。
ハネナシコロギスを狩り、運ぶ。
触覚をくわえている。
2007年8月中旬、佐賀市 富士町。
巣穴に運び込む。
巣穴は、この営巣場所では、下草の根元の、オープンではないところに営巣されるケースがほとんどだった。
2007年 7月下旬、佐賀市 富士町で。
獲物を巣に引き込む。
巣の入り口の脇に置き、一旦巣抗にはいり、頭から出てくる。
巣抗の少し入ったところにおいて巣抗の中に進む場合と、巣穴の外に置いて巣抗に入る場合があり、同一個体でもどちらと決まっていないようだ。
巣抗から土塊を掻き出す。
獲物の搬入の度に行われるが、巣内ではどういう作業を行っているのかわからない。
但し、一育房を完成したと思われる後には、約40分をかけて土塊を運び出した。
その間、食事休憩もある。
新しい育房を掘ったと考えられる。
後ずさりして土を掃きだした後、前進する際、ブッと翅の筋肉で、つぶやくように音を立てるのが印象的だった。
再び出かける前。
外を伺う。
2007年8月中旬。
定位飛行を行い、出かける。
短い時で5分、長いと1時間半ほどかけて、獲物を持ち帰る。
新しい巣場所を探す。
下草や、コケ、物陰から掘り勧める傾向があるようだが、どの営巣場所でもそうかは確かではない。
ハネナシコロギスを狩って来て、巣の近くの葉上に止まる。
かなり長く活動している個体らしく、翅は擦り切れている。
2008年8月下旬、佐賀市富士町市川。
2008年7月下旬、営巣場所の近くの
木の周りを飛び回る雄。
クヌギ木の梢から梢を渡る。
葉が2−3枚まとまっているところに注意を示し、葉を綴って住むハネナシコロギスを探す。
この後小さな昆虫が地面に向かって跳んだが、それを追って矢のように飛んだ。
2009年8月上旬佐賀市富士町市川。
獲物の貯蔵を終え、巣を完全に閉鎖する。
穴を掘る時に出た土を使い、埋めていく。
2009年8月下旬。
栗の木で獲物のハネナシコロギスを探す。
葉の重なっているところを覗き込む。
2011年8月下旬、佐賀市富士町市川。
葉が筒状になっているところを、こじ開ける。 巣穴を掘り始める。
2011年8月上旬、佐賀市富士町市川。
ノブドウの花を訪れる雌。
2013年7月下旬、佐賀市富士町市川。
巣穴を掘る。
土塊をくわえて運び出す。
2013年7月下旬、佐賀市富士町市川。