Diary 2009. 7
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7月12日 (日)  ベッコウバチデー

週刊予報では雨になるはずだったが、昼前後に少し降った程度で、存分に蜂ウォッチを楽しんだ。
一番に市川の山に行ったが、アルマンアナバチ狙いのトラップにはまだ営巣の気配はない。
しかし例年のタイミングなら、来週あたりから活動するはずだ。
大和にもどり、昼前から17時まで実相院と淀姫神社を行き来してうろついた。
実装院の古い土塀にはミカドジガバチが2頭、営巣場所を探してケブカハナバチの古巣の穴を探していた。
竹藪の地面に獲物のフンを探す個体もいた。
同じく土塀に、獲物を探すツマアカベッコウがいたが、狩りは見ることができなかった。
淀姫神社では、よく見かける小型のベッコウバチが2−3匹縁の下で活動していたが、2頭の営巣を見ることができた。
オオシロフベッコウは2度も営巣を見せたし、
ミヤコヒメベッコウは、もはやここに来て蜘蛛運びを見られない日はないくらいよく見かける。


7月19日 (日)  ついにアルマン

天気予報は雨だった。
市川の山に9時40分ころに到着、トラップを確認すると、木に取り付けた方の竹筒のうちの1本に、スギゴケが入っているのを確認、今年は営巣してくれていた。
荒天のせいか、11時半ごろようやく手ぶらで帰巣し、狩りに出かけた様子だった。
その30分後、獲物をかかえて帰巣、ついに念願のアルマンアナバチの獲物搬入を撮影した。
その後、一度花で栄養補給した後狩りに出かけ、
獲物の持ち帰ったが、撮影しそこなった。
その後狩りは不調で、夕方になると、スギゴケを採取し始めて、狩りをすることはなかった。
この日は16時半まで同じ場所に立ち続けた。
そのおかげで、アワフキバチの一種やムモンホソアシナガバチの巣などを見つけることが出来た。

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7月20日 (月)  今日もアルマン

今日は昨日よりも天気が悪い予報になっていた。
撮影道具は持ち出したが、仕事だ。
半日仕事をするつもりだったが、朝9時半に出かけると雨が降り出したので、午前を仕事に当てた。
13時まで仕事をしたが、休日ははかどった。
現地までの10数分の道中、結構強い雨脚で雨が降ったりやんだりしたので、通常約1kmの行程を歩くのだが、今日は車で上まで行った。
ついた瞬間アルマンが羽音を立てて獲物を持ち帰った。
その後、1時間余りたってもう一度獲物を搬入したのが、この日の最後の狩りだった。
雨が降ったりやんだりして、日も差さなかったせいだろうか。
それともこの蜂は元来おっとりした営巣ペースなのか。
しかし行動は異常なほどせっかちに見える。
結局、昨日9時40分から16時30分までの間と、今日13時30分から17時までの間を合わせて、計4匹の獲物を搬入しただけだった。
天候を考えても、一日にせいぜい3−4匹のペースではないかと思える。
今日はベッコウバチの一種も観察できた。

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