Diary 2009. 4
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4月5日 (日)  カワセミ

昨年に引き続き、裏の用水路にカワセミが戻ってきた。
まだ巣作りはしていないようだが、毎朝6時ごろから、声が聞こえる。
平日はさすがに朝あからカメラを持って張っている元気はないが、今日は掃きだし窓を開けカメラを用意し、シャッターチャンスを待った。
3−4度のシャッターチャンスがあったが、さすがに蜂と違い、神経質でストロボの発光を見た瞬間に飛び去っている。
 今日は桜マラソンで、交通規制があるので、早めに大和町のスポットに出かけたが、10時40分から通行止めだったのが、10時36分に通過、どうにか早めにスポットに入れた。
嘉瀬川の土手では、マメヒメハナバチの訪花を見た程度だった。
実相院の土塀では、多くのケブカハナバチが羽化して飛び始めたが、多くは雄のようだ。
みかん山では、キバナヒメハナバチが早くも巣穴を掘り始めた。
コマルハナバチの女王を一匹見かけたが、
ソメイヨシノの花を蜜源にするには、今年は遅かったようだ。
この蜂は年によって明らかに発生する数が増減する。
今年は少なくなるのかも知れない。

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4月9日 (木)  フジの花

車で通勤中、嘉瀬川沿いの道で、
木に絡んだつるから早くも紫色のフジの花が咲いているのが見えた。
やはり例年より前倒しになっているようだ。


4月10日 (金)  5月並の陽気

朝は肌寒いくらいだったが、昼には気温が上がり、5月並の陽気になった。
昼休みに散歩したが、ゴルフ場のすぐ下の道の脇の石の上にヒメトガリハナバチが飛んでいた。
かなり早めの発生だ。


4月11日 (土)  クマバチ

今日は昼の散歩コースを南周りに変更した。
会社の西側の道を下っていくと、予想通りクマバチの雄がホバリングをしている。
縄張りで待機して飛んでいるものだけで、9頭を確認したが、早くも咲いた藤の花には10頭以上の雌を含んだクマバチが飛び交っていた。


4月12日 (日)  初夏の陽気

朝から快晴で、仕事は久しぶりに休み。
大和町のみかん山にでかけた。
山道のキバナヒメハナバチの巣穴は増えていたが、
蜂の出入りは観察出来なかった。
キマダラハナバチの一種が巣穴を伺っていたが、
初めて見る種類だった。
ヒメコオロギバチが、巣穴の周りの亀裂などを探って気ぜわしく歩き回っていた。
もう営巣を始めているようだ。
実際南向きの斜面では、別の個体が営巣後の巣穴を土で埋めているのを見た。
県職員研修センターの駐車場のサツキの花には、多くのケブカハナバチの雌が訪花していた。
高架の下の粘土質の地面には、珍しい水平面に営巣する多数の穴が見つかった。
嘉瀬川の土手のナツグミの花には、ケブカハナバチや、ヒゲハナバチに混じって、シロオビツツハナバチは一匹だけ訪花する姿を見せた。


4月15日 (水)  はやくもクビキリギリズ

今日仕事を追え、8時半ごろ帰宅すると、
家の裏の方で、クビキリギリスの声がした。
成虫越冬するこの昆虫は、気温が上がってくるとなき始める。
初夏の風物詩だが、4月中旬にもう鳴いた。


4月19日 (日)  夏日

2週続けての休みになった。
朝11時から大和のみかん山にいった。
実相院では今日も読経会だ。
ヒメコオロギバチや、キバナヒメハナバチは依然活動中だが、キバナの巣穴は気のせいか、この時期にして若干数が減ったように感じる。
クマバチの雌があちこちで巣作り場所を物色中で、4頭見かけた。
ジガバチも早々に発生した。
嘉瀬川の土手のナツグミの花で、シロオビツツハナバチを見かけたが、数が少ない。
再びみかん山に行き、駐車場で今年初のコマルハナバチのワーカーを見た。
13時半に市川に向かった。
棚田にはもう水を引いていた。
ここの稲作は毎年早い。
トラマルハナバチの女王が数多く発生して、すでに営巣場所を探している。
15時半に帰途に着く。


4月25日 (土)  ヤマトハキリ発生

午後仕事なので、なるべく早くから晴れて欲しかった。
昼ごろから晴れるという予報だったが、早く晴れ間がのぞき始めた。
しかし快晴にはならず、体感温度も低かった。
大和町の実相院の石垣にヤマトハキリバチが葉を運ぶ姿を見たが、営巣場所を特定できなかった。
ヒメトガリハナバチが寄主と共に活動を始めた。
ツツハナバチ目当てに仕掛けた竹筒トラップには、まだ営巣の気配はない。
カワセミの声が最近聞けないので心配していたが、
久しぶりに裏から声がした。
営巣しているのかどうか、まだ分からないが、
昨年はヒナの声がしたのはまだ後の時期だったと思う。


4月26日 (日)  ケブカハナバチの巣

朝から気温が上がらず、しばらく大和町の実相院をうろついたが、ツツジの花にコマルハナバチの女王やワーカーが少しいるのと、相変わらずケブカハナバチがいるのをみただけだった。
県の研修センターの駐車場に行くと、コマルハナバチが意外と個体数を増していた。
高架のしたにある、ケブカハナバチの集団営巣地の巣を、今日一つ発掘した。
数センチの浅い坑道に、2つの育房がありどちらにも卵があった。
かなり餌の粘度は低く、卵は6ミリ前後あるように見え、思ったより大きかった。
14時前に再び実相院の石段にもどると、
石段の隙間からヤマトハキリバチが飛び立ったのを見つけた。
何度か手ぶらで帰巣した後、葉を運び込み始めた。
近くのカエデの枝で葉を切るところを見たが、
撮影は出来なかった。
やはり石段にもう1頭の営巣を確認した。

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