Diary 2007. 3
メニューに戻る
3月3日 (土)  シーズン開幕

昼休み、天気が良かったので、会社の周りを、散歩した。
オオイヌノフグリをヤヨイヒメハナバチが訪れていた。
後肢には花粉をつけ、いきなり営巣モードだ。
昨年見つけた、陽だまりのマメヒメハナバチの一種の営巣場所にも、もう穴を掘った土塊の山が出来ていた。


3月4日 (日)  ヒメハナ

多くのヒメハナバチが発生した。
みかん山では、マメヒメハナバチが、ヒサカキの花に訪花していた。
シロスジヒゲナガバチの雄は、ようやく複数の個体が、ホトケノザの花の周辺を雌を待って飛び始めた。
淀姫神社脇の川沿いでは、菜の花にヤヨイヒメハナバチやヒメハナバチの一種の雌が訪花を始めていた。
会社の近くの、道の脇では、2種のヒメハナバチが営巣を始め、オオイヌノフグリの花には、ヤヨイヒメハナバチが、訪花していた。

20070304-1.jpg



3月7日 (水)  冬に逆戻り

昨日から寒さがもどり、昨日の昼間には雪がちらついた。
夜から強烈に寒い。
朝には凍死してなければいいが。
これでは、出てきた蜂達も土の中に逆戻りだろう。


3月11日 (日)  けなげ

今日はよく晴れたが、風が強く気温は日中も上がらなかった。
さすがにミツバチも飛んでいなかったが、みかん山の陽だまりのオオイヌノフグリにヤヨイヒメハナバチが訪花していた。
早春に発生する蜂は、活動できる時間をみつけては、少しでも働くようだ。
ベッコウバチの雄も見た。
トゲアシの一種のように見えた。

20070311-1.jpg



3月16日 (金)  

今週の日曜の昼前に気づいた、白目の内出血が気になるので、会社の近くの医者見せた。
特に問題になるものではないとのことで、ほっとした。
それにしても、老眼はひどくなる。
めがねを変えたほうがよさそうだ。


3月18日 (日)  ヒゲナガなど

いつものみかん山は、シロスジヒゲナガハナバチの雄が多数発生、ホトケノザの花の集落や、山道を賑わしていた。
一箇所に多くの雄が集まっているので、見てみると、羽化して脱出したと思われる巣穴を見つけた。
よく見ると、再び巣穴から入っていく個体もいた。
この蜂は、花を巡回して、雌との出会いを待っていると思っていたが、もしかすると、雌の羽化を待ち構えて、巣穴まで攻めていく習性が有るのかもしれない。
淀姫神社の脇の川っぺりでは、ミツクリフシダカヒメハナバチの雌が発生、菜の花を訪れていた。

20070318-1.jpg 20070318-2.jpg



3月21日 (水)  コハナ

みかん山の道の脇には、マメヒメハナバチや、コハナバチが巣穴を開けていた。
4ミリほどの小さなキマダラハナバチの一種が数頭、様子を伺っていた。
淀姫神社脇の川っぺりの道では、花壇にコハナバチの一種などが多数営巣していた。

20070321-1.jpg



3月25日 (日)  コトゲアシなど

週間予報では今日は晴れないはずだったが、晴天に恵まれ、おまけに気温もぐっと上がった。
ハナバチは順調に発生し、活動している。
みかん山で、先日トゲアシ系の蜂の雄を見たスポットをチェックしてみると、雌が獲物を探索している。
コトゲアシベッコウのようだ。
脇の広い休耕地に降りてみると、複数の個体が活動していた。
しばらく見ていると、蜘蛛を運ぶ個体を発見、カメラに収めることに成功した。
枯れた下草の下にある既存抗に引き入れ、40分後に穴から現れたが、穴を塞がずに立ち去った。
穴の中で育房を掘り、埋めたのだろう。
大型のコオロギバチも陽だまりで飛んでいたが、種類は確認できなかった。
大きさはリュウキュウほど、黒く見えたが確かではない。
今日アゲハチョウの発生を確認した。
3月にアゲハチョウを見たのは初めてだと思う。
そういえば、今日は狩りバチの狩りを最も早く見た日になるだろう。

20070325-1.jpg 20070325-2.jpg



3月26日 (月)  追記

昨日は、コトゲアシベッコウの獲物搬入に立ち会え、非常にテンションが上がっていた。
日記に書くのを忘れていたことが有る。
昨日はみかん山でマイマイツツハナバチの雄を初見。
昨年はふもとの林縁で営巣を観察したが、山にもいた。
カタツムリの殻は多く見るので、環境的には悪くないのだろう。


2007/3
SuMoTuWeThFrSa
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

前月     翌月